「根拠」と「覚悟」
俳優の成宮寛貴さんが芸能界引退を発表してしまいましたね。。。
「薬物疑惑」って本当に、「疑惑」だけで十分ダメージがあるってことですね。
実際に成宮さんが「クロ」か「シロ」か、といった話をするつもりはありません。
それを調べるのは、プロがするべき仕事です。
でも、フライデーの発した情報で今回の1件が起きたので、ジャーナリズムについては色々考えさせられましたね。。。
所属事務所は「法的措置」もとる、と言ってたくらいの対決姿勢ですから、今後の所属事務所の動きも気になります。
ここで思うことは、、、 本当の「報道」は「事実を伝えそれに基づいた社説を述べる」ことに意味があると、個人的に考えています。
しかし、今回は最近の芸能界を騒がせた「薬物騒動」に便乗して、扇情的に世論をひっかきまわしただけになってしまった気がします。 ※フライデーさんにその意図が無かったとしても。。。
いや、いいんです。
報道社側が「アイツは薬物をやってる可能性が高い!」、と判断したなら書けばいいと思います。
但し、あまりにも足りないものが二つありました。
「根拠」と「覚悟」
この2つです。
薬物をやっている「根拠」が十分にあれば、所属事務所に対して、「こっちはこういう判断があるから、掲載したんだ!違うというなら無実を証明してみろ!」位は言っても許されます。
そして情報を発信したことに対する「覚悟」を以て、本気でこの事案に取り組んでいれば、仮に裁判をされて「無実」が証明された末に賠償責任を負わされても、名誉へのダメージは最小限かもしれません。
なのに、「根拠」が無く現時点で「弁解」も無いということは、「言っただけ」で終わってしまっています。※今後は何か発信するのかな。。。
要するに「言ったもん勝ち状態」になっていると感がありますね。。。
長くなりましたが、どんな業界でも自身の行動に「根拠」と「覚悟」を以て仕事してほしいですね。
自らが直面する課題を解決する為の「十分な根拠」を以て物事と向き合い時に戦い、その結果がどんな形であっても受け入れる「十分な覚悟」を持てば、仮に自らに非があっても守ってくれる人は必ずいると思います。
今回の1件は自分にも色々考えさせられることが多かったですね。
「言論の事由」をテーマにした、図書館戦争でもみますか!
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